「夢いきいき 地球はキャンバス 土建屋さんはアーチスト」。名刺に刷り込んだこの言葉、いいでしょう?私が考えたんですよ。もう20年くらい前のことです。
その当時、建設業界は4Kと言われて、なんとなくみんなが意気消沈しているような雰囲気があったのでね。よし、ひとつ明るくプライドのもてる肩書きをつけてやろうと思ったわけです。
でも、単に言葉で言っているだけではなく、私は自分の信条の核に、「学歴だけの人間よりも、体を動かして何かをつくれる人間のほうが偉い」というのが、頑としてあるんですよ。日本の国があまりにも学歴、学歴と言いすぎたから、おかしなことになっているけれども、本来は大昔からそうであるはずなんです。
だから私は学歴では人を採用しません。面接の時は、学歴を隠しておいてもらう。そして一生懸命になにかをすることが好き、という感じが伝わってくるような人を採用するようにしているんです。